大久保L&KのT-Mobile MDA Pro

大久保L&K社HTC Universalのドイツ語版を格安で販売していますが、できれば日本語化して販売したいとおっしゃっていました。どうされるのかなあと思っていたら、やはり、会社として日本語化したものを販売することは難しい、ユーザの皆さんが自己責任で日本語化して使っていただくしかないということになったそうです。

そりゃ、まあ、そうですよね。Asukal尊師を初め、Japalopersの皆さんが夜も寝ないで昼寝して、作り上げた偉大な成果を無償で公開しているというのに、開発に関わっていない第三者が自分の商売に使うのは道義的にも当然。それに、Windows Mobileの言語変更はどうしてもライセンスの問題が生じてしまい、個人使用の目的に限定してなんとか暗黒ながらそれほど問題にならない、という性格のものです。

ただし、L&Kでは希望する購入者に、日本語化の指導をして差し上げ、自力で日本語化できるということを確実にした上で、安心して購入してもらえるようにしたい、ということでした。しかし、それには、L&Kのスタッフ自身がまず日本語化の技術を身につけなければいけない。

そこで…え?私?え〜〜〜〜〜!?

L&Kに呼ばれて、大久保のお店で日本語化(暗黒ROM焼き)の実演をして参りました。そんな!世間にはMUIにおれ様署名をつけてメニューもすべて日本語化する先人たちがいるというのに!

L&Kの商品はT-Mobile版なので、ネットからT-Mobile版Universalの最新版ROMをダウンロードし、暗黒博士じぃ師のブログ2006年1月5日〜7日を教科書に使わせていただきながら、nlsとAtokとFontを焼き、レジストリを書き換えて、ずいぶん久しぶりにROM焼きをしました。そして、無事に焼き上がったホカホカのT-Mobile ROMが起動し、KOTETU師DefSIPChangerなどを入れて、Atokで日本語入力を試したところ…


日本語が出ません…(@_@;)

閉店の時間になってしまったので、明日もう一度とお詫びして、自宅に引き上げてきましたが、今、自分の工程をひとしきり改めたところ、一番重要なAtokの日本語変換exeファイルを入れるのを忘れていたことに気づきました。あわわわわわ…orz

P.S.しかし、日本語化手解きサービスが付いたところで、QWERTZキーボードのままじゃ、特に自分で調べて日本語化できないようなユーザは誰も買わないんじゃ?