Windows Mobileの展望

なんといっても気がかりなのは、優れたCPUが今後登場するのか、という問題です。周知の通り、Intelは世界最強のモバイルCPU・XscaleをMarvell社に売却してしまいました。MarvellがIntelの技術を引き継いで、今後進化させてゆくことができるのか?ひょっとすると、スマートフォンでは現行のHTC Universalの520MHzや、PDAではiPAQAximシリーズの624MHzが進化の頂上となって、今後、高いパフォーマンスを出すCPUは現れないのではないか、などと考えてしまいます。

HTC Universalの後継機種として噂されているOmniについては、CPUがSamsung製という時点で個人的には萎え萎え…

そうした中、今年2月に発表されていたニュースが少々気になります。
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/02/15/006.html
OMAPのCPUというと、世界の携帯電話の6割以上のシェアを占めているのだそうで、もともとPDAではIntel、携帯電話ではOMAPといわれていた中、Intelの撤退によって今後はPDAスマートフォン分野でもOMAPがシェア獲得を目指してゆくと思われます。
来年登場するという「OMAP3430」はクロック数が550MHzだそうで、どんな製品に搭載されるのか?どれくらいのパフォーマンスをたたき出してくれるのか?消費電力は?などなど、興味は尽きません。
ナローバンドのSkypeだとか、Bluetooth Stereoだとか、自分がCPUパワーを酷使する使い方をするからなんですけどね。