「es」はSMのS

きょん☆あ師に続いて(→ http://d.hatena.ne.jp/kyunga/20070207/1170833719)、なぜか[es]が我が手に。

しかも、赤耳です。

実は、赤耳だけが私の所有物です。
自宅居間で速度は90kbpsぐらい出ています。が、そんな赤耳でもSkypeはまったく使い物になりませんでした。Windows Live Messengerもよく分からない挙動。回線速度以前に、デバイスのパワーが完全に不足しています。
JAVAアプリクライアントだとか、ホームメニューだとか、デバイスに要らない機能が多すぎるのも気になります。まずは最低限のDirect PushやBluetoothといった機能を備えてくれないと。そしてキーボードは、イライラしてきました。もう、ダメ…
思うに、自分のモバイルデバイスの使い方が、こうした端末に合っていないのではないかと思います。基本的に「手軽にポケットに入れて、いつでもどこでも情報にアクセス」というだけなら、日本の高機能携帯で十分じゃないかと考えていますから。

それに、触れれば触れるほど、基礎的なWindows Mobileに関するHTC他、海外メーカーとの技術レベルの差が…

次に、普段使いのノートPCに[es]用のUSBモデムドライバをインストールし、[es]をモデムにしてみました。その上で、PC上のSkypeから一般回線へSkype Outします。

条件ですが、プロバイダはPrin、契約はパケコミネットのx4 128kbps→赤耳効果で理論値204kbpsパケットです。実質80kbpsぐらいでていたもよう。
普段私はDoCoMo PHSのモデムカードをPCに挿して、回線交換x2の64kbpsでSkypeの音声通話を便利に利用しています。これが赤耳ではどうか?
結果は、ダメダメでした。一般回線側ではクリアにSkypeからの声が聞こえるのですが、Skype側では一般回線の音声が遅延し、途切れて、人間の声になりませんでした。
Willcomはやはり、DoCoMo PHSの代替にはなり得ないような気がします。
かといって、秋にDoCoMoが始めるFOMA 64kbps定額はもっとひどいでしょうし、こりゃ、本当にイーモバイルしか望みを託せる会社がなくなってきたなあ。