爆速化、なんとか成功

3日前のエントリで中途になっていたiPAQ hx4700WM5のPaging Pool増設による動作改善策ですが、(→ http://d.hatena.ne.jp/shamil/20070329/1175155989)ゆうべ、ようやくひとまず上手くゆきました。

PDAでTPO@W-ZERO3応援団さんのところに、爆速化成功報告が詳細な解説とともにUPされており、参考にさせていただきました。
http://blog.livedoor.jp/ultrapasomani/archives/51405188.html
PDAでTPO@W-ZERO3応援団さん、ありがとうございました!

なんでハマっていたかといいますと、私の使っているROMが英語版だったからです。最初に紹介した2ちゃんねるの情報は中国語のサイトの情報を翻訳したものではないかと思うのですが、一部間違いがありました。

英語版のWM5UpGradeファイルが公開されたあと、英語版は確か、一度ROMのUpdateがあったんじゃなかったかと思います。それはこちらからダウンロードできます。↓
http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/SoftwareDescription.jsp?lang=en&cc=us&prodTypeId=215348&prodSeriesId=420534&prodNameId=420535&swEnvOID=2067&swLang=8&mode=2&taskId=135&swItem=ip-46243-1
これでUpdateをすると、PC内にSP33318というフォルダができます。多くの環境ではたぶん「C:\IPAQ\SP33318」あたりです。その中にCEOS_UPD.nbfというファイルがあるはず。これをバイナリエディタで書き換えます。

2ちゃんねるの情報では日本語版も英語版も…

アドレス指定で 3A2010 を書き換える。

と、なっていましたが、これは日本語版または中国語版の話らしく、英語版では 3E2010 を書き換えることになります。書き換えるのは"48 00" の部分で、この点は2ちゃんねるの情報通りです。
私のhx4700はRAMを128MBに増設しているので、「"48 00" → "00 03" 48MB paging pool (最速)」にしてみました。

元の状態ではプログラムメモリは128MB近かったのですが、おそらく48MB分がPaging Poolで持って行かれたわけでしょう。改造後は78.14MBとなっています。

動作は確かに速いのですが、どれくらい速くなったのか、実はあんまりよく実感できていません。と、いいますのは、私のhx4700WM5はRAM増設に加えて、レジストリなどを調整した結果、もともと非常に動作が速かったからです。ただし、至る所で報告されているとおり、時折予測の付かないタイミングで動作が重くなって、実用不能なまでになってしまう症状がありました。今回のカスタマイズ後、今のところはこの症状は出ていません。解消してくれると嬉しいのですが…