SoftBankでも一端末2番号

DoCoMoが自信満々で2in1(だっけ?)という、一台の端末で2回線分の番号とサービスを利用する機能を904iシリーズに搭載し、「他社に真似が出来ない」と吹聴しておりますが、香港のキャリアの複数番号サービスにしても、このサービスにしても要は転送電話でしょ?

だったら、SoftBank他、他キャリアでも楽勝で同じことできるよな。
http://mb.softbank.jp/scripts/japanese/support/3G/contact/faq/list.jsp?oid=-536890313

やり方は…

1)ホワイトプランなど定額プランで第2回線を契約する
2)第2回線から第1回線へ転送設定
3)デュアルSIMアダプタで2枚のSIMを1端末にセットする

以上です。

A)普段は第1回線をアクティヴにしておけばどちらの番号にかかってきても着信でき、同時待ち受け状態が実現できます。B)第2回線から発信したいときは、電源On/Offで切り替え。C)DoCoMoの2in1は第2回線のメールはウェブメールしか利用できないそうですが、この方法ですと、2つのMMS/SMSアドレスを電源On/Offによって切り替え、端末上で併用することができます。D)追加でかかるお金はホワイトプランの場合、980円のみ。メールも別に使いたいときはさらに315円。E)DoCoMoの2in1では第1回線と第2回線は同じ料金プランで、しかも第2回線は無料通話・通信分なしと、不利な契約になってしまうが、こちらはそれぞれの回線に好きなのを選べる。まあ、転送料を無料化しようとすると第2回線はホワイトプランLOVE定額、家族定額回線になると思います。F)DoCoMoのサービスは904iという専用端末のみ利用可能ですが、こちらはなんでもいいです。

DoCoMoに対するディスアドバンテージは…
イ)第2回線がホワイトプランの場合、21時〜26時の間、第2回線への着信にお金がかかってしまいます。ロ)DoCoMoのサービスでは連絡先なども2回線分を別々に使えるそうですが、こちらでは同じ連絡先しか使えません。まあ、フォルダなどで「社用」「私用」に分けておけば済むことですけど。ハ)DoCoMoの2in1の945円より35円高くつきます。

別にSoftBankがエラいといいたい訳じゃありません。DoCoMoが「反撃だー!」と、大見得を切っている目玉なんて、ユーザの小手先の工夫一つでどうにでもなる程度のしょうもないものだといいたいだけ。賢いユーザは相手にしないでしょ。