hx4700改WM5再起動


こちらへきてからほとんど死蔵状態になっていたHP iPAQ hx4700改WM5に、台湾製GSM/GPRS Modem Cardを挿して、MTNの定額GPRSに繋げてみました。主な目的はSkypeの動作テストです。JASJARではSkypeにログインできず、X01HTでは正常な通話ができず、というわけで、こちらへ持ってきたWindows MobileSkype端末としての意味がなくなってしまっています。
果たしてログインはできました。しかし、それで日本の携帯にSkype Outすると、相手の声は明瞭に聞こえるものの、こちらの声が届かないようでした。試しに音声通話テストにかけると、自分の声もアナウンスも、まったく聞き取れませんでした。
Modem Cardを挿して利用する場合、電力供給を含むPDAのリソースの一部はModem Cardの動作に奪われてしまうので、実は条件がよくありません。次はBluetooth Modemとの接続で試してみようと思います。
このhx4700、ホントはWM6に書き換えたいんですが、担いで持ってきたROM焼きセットの入ったハードディスクを壊してしまったので、WM5AKU3.5で我慢するしかありません。
以前、トルコからの貧弱な越境電波を使って、イラクでNokia6630をBT Modemにhx2750Skype for Mobileから音声通話ができた実績がありますので、2GのGPRSでもWindows MobileからSkype通話を実現する方法はあるはずだと確信しているのですが、現状では失敗続きです。
fringのサイトを詳細に見てみますと、fringアプリを使った音声通話の場合、Symbian OS上では一時間に8MB程度のパケットを使うが、Windows Mobile上では14MB以上のパケットを使うとあります。してみると、fringはSymbianに比べてWindows Mobileではより速い回線にしか対応していないということになりそうです。それに、この国のGPRSで一時間に14MBもダウンロードできるのは、よっぽど状態のいいときだけです。
試しに、JASJARにfring for Windows Mobileをインストールしてみたのですが、やはり「インターネット接続が確認できません」と怒られてログオンできませんでした。