通信を放棄するという選択

GmailがデフォルトでUTF-8になっていて、日本のauWILLCOMに日本語メールを送れないことは何度か言及したことがありますが、Nokia端末でGmailアプリを使うなどの方法で、それでもauWILLCOM端末に文字化けなしのメールを送る工夫をしています。
ところが、友人のテレビ局記者のauアドレスにはやはり、いくら送っても送れないので、とうとう本人に訊いてみました。すると、「携帯アドレス以外からのメールを拒否するようにしている」ということでした。海外にいる私などからは一切連絡不能というわけです。ちょっとショック。
この友人は最初から携帯をメール連絡手段とすることを放棄しているわけで、そりゃ、auの携帯じゃ遊び以上の目的には使えないよなあと、同情してしまうところもあります。しかし、報道の現場の仕事やってる人(と、いうことは会社のオフィスにはほとんどいない)ですら、屋外でのメール連絡手段を一切持っていないで仕事が成立してしまう日本って、どこまで遅れてるんだ?

そういう自分は、先月の帰国以来、SoftBankのMMS(S!メール)を全然使わなくなってしまいました。転送もウェブメールメーラー利用もできないし、このところは迷惑メールだらけで、その対策もできないなんて、不便極まりないからです。幸い半年間海外にいて、使わずに過ごしたところ、再開しても携帯アドレスにメールしてくる人はあんまりいなくなりましたから、段階的にやめてしまおうと考えています。