辺境はCeltel

これまでナイジェリアの主要都市、地方都市で最大キャリアのMTNのネットワークが広いという印象を持ってきましたが、今回訪問したアバカリキ周辺の農村部、そして北西部ケビ州の辺境地域ではMTNがほぼ圏外で、第3位キャリアのCeltelだけがネットワークを持っていました。もし、今後この地域に長期滞在して活動するとなると、Celtelを利用せざるを得なくなります。日本のキャリアとの関係ではDoCoMoがMTNと、SoftBankがCeltelとローミング契約を持っています。MTNだけがプリペイドでもデータ通信が可能で、それ以外のキャリアはポストペイドでないとデータ通信が利用できない上に、いざ現地で試してみるまではGPRSのエリアになっているかどうか分からないので、辛いところです。
Celtelはナイジェリアだけでなく、アフリカのさまざまな国で携帯事業を展開している国際的な企業ですが、ナイジェリアではちょっと安くてエリアが狭い、という印象を持たれています。