[海外事情]パンキシでもGPRS

現在、グルジア北部、チェチェンと隣接した山岳部パンキシ渓谷のチェチェン人の村に滞在しています。なんと、ここでも良好にGPRSが使えています。メールの送受信もブログの更新も、ニュースサイトのチェックも問題ありません。
ドゥイシというこの村には、2001年の7月にGSM携帯のアンテナが立ちました。この年の暮れにグルジア政府に抑留された私が隣国アゼルバイジャン日本大使館と連絡が取れたのは、このアンテナと、チェチェン人の協力のおかげです。流石にあれから7年が経ち、アンテナもGPRS対応にバージョンアップされていたというわけです。首都トビリシと違って、3GはおろかEDGEすらないみたいですが、回線が空いているせいか、サクサクです。
かつては、辺境では衛星電話しか通信手段がないというところが多かったですが、GSMの躍進で、世界の至るところで携帯が繋がるようになってきました。