Skype for S60.3 FP1はWiFi環境で高音質

なんだか、当たり前の内容のタイトルで恐縮ですが、今日は昨日に続いて、無線LAN環境でE71上のSkypeを使ってみましたので、ご報告いたします。
昨日、3G回線でSkype音声通話を試みたときは、相手方にとって1分から30秒にひらがな一文字程度、途切れて聞き取れない状態だったということでしたが、今日、自宅の無線LAN環境下で音声通話を試みたところ、途切れなど一切なく、「昨日の100倍快適」とのことでした。E71Skypeを利用する場合は、高速なデータ通信環境が重要になるのかも?
今日も、Skype起動時に端末が再起動したり、チャットの文字列を送信する際にアプリがシャットダウンしたりしました。一旦通話が成立してしまうと、安定して動作しています。大きなメモリをつかうせいかも知れません。
およそ一時間半、ダラダラと会話したあと、ほぼいっぱいだったはずのバッテリが残りメモリひとつに減っていました。バッテリの消費は激しいようです。
Skype通話中に着信した一般回線からの電話はそのまま留守電に転送されたようです。Windows MobileなどのSkypeでは一旦一般回線の電話に切り替わって、電話を切ったあと、再びSkype通話に戻るような動作になるのですが、E71の場合は背面スピーカーではなく、電話の受話器からSkype音声を出しますし、電話機能をハックしてしまうのか?ただ、これが正常な動作なのか、わかりません。Skype通話を終えたあと、電話機能と3Gデータ通信機能が不安定になり、一度再起動しましたから。それに、なにしろ、まだベータ版ですしね。
追記無線LAN環境でのSkype通話一時間半で消費したパケット料は33メガバイト程度。3G回線の時と違うのは、3G回線では受信量と送信量の比較で、受信が2倍ぐらいになっていたのに対して、無線LANではほぼ1:1でした。つまり、E71はHSUPAに対応していないので、アップロード速度は最大でも384Kbpsとそれほど速くないせいかも知れません。私の方では3Gも無線LANも変わらずクリアに聞こえるのに、相手方の方で3G回線だけが途切れて聞こえるのは、E71のアップロード性能の限界なのかも?