アジルフォンが無敵に進化――発信者番号表示可能に!

 mixiにはアジルフォンのコミュがあって、これはアジルフォンの副社長直々に運営されています。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=863073
そこで知ったのですが、プロバイダフリーのIPフォンサービス・アジルフォンが03番号による発信者番号表示に対応したそうです。

これって画期的なことじゃないかと思います。アジルフォンは月500円で固有の03番号を取得できるのですが、これまでは発信者番号表示ができないことから、現実的に普段使いのメイン番号にしにくいという問題がありました。この欠点が解消されたばかりか、アジルフォンの多彩な通話転送機能を活用すれば、03番号の着信を携帯電話で受けることも、海外の現地SIMで受けることもできます。

Skype Inが始まった時、私は早速これを契約したものでしたが、Skypeの着信転送機能では、SkypeがOff lineのときは指定したPSTNや携帯番号には送ってくれず、問答無用でVoice mailに転送されてしまいます。このあまりに無意味な仕様に嫌気がさして、私は最初の3ヶ月でSkype Inの契約を打ち切ってしまいました。

NTTから加入権まで買って03番号を取得して、月1800円の基本料金を払うよりも、月500円のアジルフォンを契約して、さらに1000円分の無料通話まで付いてくる方がずっといいような気がします。110番や119番にかけられない問題は、携帯からかけるということでカバーできそうですし。それにアジルフォンはAGEphoneに設定して使えるので、WindowsのモバイルPCにもWindows MobilePDAにもスマートフォンにも、SigmarionⅢにも入れられて、世界中であらゆるネット環境から使えるのです。03番号のままで!

あと惜しむらくは、アジルフォンがナローバンド対応のCodecを搭載していないことです。海外のネットカフェやHotSpotはブロードバンドに対応しているところは多いものの、Proxyやファイアウォールを導入していてSIP方式のVoIPを使えないところが多いものです。Skypeならそんな環境でも使えるのですが、アジルフォンでは無理です。ナローバンドにさえ対応してくれたら、現地GSM携帯キャリアのGPRS回線で通話できてしまうのに。Skypeではそれができますからね。