SoftBank705NKは電話としてどうなの?

hTc Z改なんちゃってOrangeエルメシュタインの名古屋単身赴任先のボスが、ついにSoftBankにポートインしました。現在ゴールドプランで、無料期間終了後にホワイトプラン以降予定です。せっかくなので、新スーパーボーナスにも加入して、SoftBank705NKことNokia N73をゲットしてきました。

本当は、ほぼ自作マシンとなったhTc Zの使い勝手を試してもらいたいのですが、彼女は「Nokia可愛いよ可愛いよNokia」状態で、エルメシュタインに見向きもせず、705NKを弄っているもよう。

可愛いから買ったというマシンですが、Symbian OSを搭載するこのデバイスがエルメシュタイン同様もともとスマートフォンとして作られていると知った彼女は、さっそくネットの情報を頼りにカスタマイズを試み始めました。

が、SoftBankの規制のおかげで主要なアプリもインストールできない…大きすぎるフォントを小さいものに入れ替える方法も、今のところないらしい。

うーむ。自分で触っているのではなく、Skypeなどで状況を聞いているだけではありますが、やはり名機N73と705NKは全く別物と考えた方がいいみたいですね。思えば、Vodafone時代の702NKも、オリジナルのNokia6630とは事実上別のマシンでした。単にアプリのインストール制限がかかっているとか、SIM Lockがかけられているということだけでなしに、デバイスとして基本的な部分で、Nokia6630は完璧というべきマシンでしたが、702NKには致命的な欠陥がありました。というのは、702NKは電源を切ったまま長期間放置すると、デバイスがバッテリを過放電させてしまうのです。直すにはファームをアップデートする必要があります。Vodafone/SoftBankはこの不具合を認知しているにもかかわらず、未だに公表していません。

さて、705NKはどうなのか?電波感度は感動的にいいみたいです。WM機最高のアンテナ性能というエルメシュタインでもアンテナ2本という彼女の自宅でバリ7(!)だとか。問題は音声です。なにしろ、向こうはゴールドプランなので、音声通話テストはたっぷりできました。

電波感度がいいだけに、途切れたりはしません。しかし、ふつうに会話する音声は聞こえるのものの、「うん」とか、「はあ」といった、人間の声としては微妙な音になりがちな音が、705NK側でほとんど聞こえないらしいのです。会話中、こちらが相づちを打って返事をしているのに、「どうして返事しないの?」「どうして無視するの?」と、責められるので気づきました。試しに、「ふ〜ん」「ふにゃ〜」など、人間っぽくない声をいろいろ出してみたところ、やはりほとんど聞こえていない。おかげでケンカになるところでした。しかし、端末の不具合ではなく、個体差なのかも知れません。もし、705NKに触れる機会のある方は、試してみていただけないでしょうか?