SoonRの活用で他社携帯宛通話も定額化可能に

Skypeは一昨日、突然「接続料金」を取り始め、こちらを幻滅させてくれたばかりですが、もともとは今年中に「定額化」を導入するとしていました。
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/business/20070110a2780.html

二つ前のエントリで、携帯端末から自宅PC上のSkypeを遠隔操作できるSoonRが不具合を解消したと報告したばかりですが、Skypeが定額化した場合、たとえ接続料金が4円ほどかかるとしても、携帯電話料金を大きく節約するキラーアプリとして使えるようになりそうです。

SoonRでSkype Outを利用する場合、自宅PCから自分の携帯と相手先の2つの目標へ、Skype Outを使って電話をかけます。ですから、自分の携帯宛の17.5円/分と相手先への通話料を合わせた2回線分の料金がかかり、通常の電話に比べて経済的とは言い難くなっていました。
これが、定額化されると、条件は一気に反転します。2回線分だろうが1000回線分だろうが、一つのアカウントで支払う定額料金は1回線分ですから。かければかけるほど、トクをするということになります。

共同通信の記事によると、日本でのSkype Out定額料金は「米国を少し上回る程度」。これが年4000円程度、月400円程度で携帯への通話も可能になるとしたら、それはSoonRとの合わせ技で、携帯通話料が全部それと接続料だけで賄えてしまうということになりそうです。