SoftBankが公約破り

DoCoMoの64Kbpsパケット定額の正式発表に対して、かねて公約の「24時間以内に対抗策を発表」がありませんでした。EMobileに対しては、「まだ電話じゃない」、「東名阪でしかサービスがなく、競争相手ではない」などといいわけができたと思いますが、DoCoMoが競争相手の他社に当たらないわけはなく。
以前、ブループランの「パケット定額フル」「パケット定額Biz」で「パケ・ホーダイフル」「パケ・ホーダイBiz」に対抗したことから考えても、データ通信プランは除外といういいわけも成り立たないような気がします。
VC701siが販売終了し、C01SIが未だに発売開始にならないことから、DoCoMoの出方を伺っているのかと前向きに捉えていたのですが…

2007年4月29日13時25分追記:「07年3月までに基地局を4700局まで増やす」という公約も破ったようです。公約を守れなかったのは、技術上の問題、予算上の問題、政治上の問題その他で仕方がないと思いますが、破ったままなしのつぶてという姿勢が孫正義の人間としての資質を非難されるのだと思います。会社ぐるみのアカウンタビリティ(説明責任)を軽視の体質というのは、結果的に経営上も損になると思うんですけど。
これまでやってきた悪事と功績を考えると、DoCoMoauよりずっと罪のない会社だけにもったいない。