東芝Portege G900カコイイ!!

誰だ!?デザインが悪いなんて、いったのは?実物はスゲーかっこいいではないか!

キートップはポコポコと丸く盛り上がっていて、確かにHermesのキーボードよりずっと打ちやすい。Universalと比べると、JASJARに慣れた私にはJASJARの方が打ちやすいが、JASJARのキーが大きすぎると感じるユーザにはこっちがいいという感想になるかも知れない。
箱みたいな四角四面なデザインかと思っていたら、丁寧に面取りがしてあったり、Hermesみたいな直方体ではなく、すべての面に角度が付いていたり、湾曲していたりして、Hermesより大きいはずなのに圧倒的に持ちやすいのだ。

液晶は非常にキレイだ!これは初めからHermesの敵ではない。

Google Mapsの閲覧性もご覧の通り。ただし、文字などが非常に小さく表示されるので、車を運転中に見るなんて絶対無理なのが残念。

キーボードを出した状態でi-mate JASJARiPAQ hx4700と比較。ちっちゃい。

キーボードをしまった状態で比較。

X01HTで撮影しているので、Hermesとの比較写真が撮れないのだが、実は高さはHermesよりあるものの、Hermesより少し薄い。また、角が切り立った直方体に近いデザインのHermesに比べ、面取りして角を落としてあるG900はむしろポケットにしまいやすい。

キーボード入力においてJASJARに匹敵するかしないか、という快適さを実現しつつ、JASJARでは絶対あり得ない、「ポケットにスポ!」を可能にするギリギリのサイズ。
電話としての機能ですが、アンテナ感度は「Universalよりはマシだが、Hermesよりダメ(RIKI同志)」とのこと。ただし、Universalと違ってR99規格基地局に対応しており、FOMAカードでも利用可能。これは、これまでSIM UnlockしてもFOMA網で電波を掴まなかった東芝としては革命的な進歩だと思います。
RIKI同志の「ソニエリサイバーショット携帯」と音声通話を試してみましたが、通話品質でソニエリにまったく敵いませんでした。G900のマイクは周囲の雑音を拾いすぎるため、比較的静かな新宿西口のスターバックスでテストしたのに、喋っている声が聞き取りにくかった。
RIKI同志によると、「カメラはタコ」。マクロモードがなく、パンフォーカスらしい。せっかく、「日本のケータイ」なのに、これは意外…

Atok for PPCを使った日本語入力は可能。だが、…

一つ重大な欠点が…

それは、「暗黒のフォースが効かない」ということです。
今回、人柱となって検証してくださったG900オーナー、RIKI同志によりますと…
・Asukal尊師のLet's JAPANが効かないを使うとキー操作が一切効かなくなるなどの不具合。レジストリハックで復旧可。手作業でnlsやUseMyNLS、Fontを入れての日本語化も可能
・暗黒じぃ博士のPQzⅡも効かない。これが一番厳しい
・同じくPQz_CHECKも動作しない。キーコードすら調べられない
・TK師のFEP Togleは動いた。これで取りあえずAtokのOn/Offは可能になるが、予測候補をキーボードで選択できず、画面タップが必要になってしまう
・ハードボタンによるハードリセットの方法が未解明。Atok for PPCの扱いを誤ったりしてホワイトアウトすると復旧方法がない。設定画面から画面操作で初期化することは可能

…そういうわけで、今後、闇の革命同志たちによるシックハックが必要なマシンであります。
見せて触らせて揉ませてぱふぱふさせて下さった人柱のRIKI同志、ありがとうございました!