自由への道険し

まいった。もともとの予定では、今日こそ定額GPRSが使えるようになり、もうインターネットカフェにバイクタクシーで通わなくても済むどころか、従量制の超高額GPRSに湯水のようにプリペイドを注ぎ込まなくてもよくなるはずでした。
ところが、実際には、インターネットカフェにもゆけないこんな夜中に、プリペイドまで使い果たして、地球の果てなるアフリカ、ナイジェリア、アバカリキで、一切の通信手段を失って、途方に暮れています。なぜかこういう夜に限って、もう一回線のGlo Mobileもダウンしているので。
この1ヶ月間で、MTNのプリペイドを8,000ナイラ(≒7,200円)分ぐらいは購入したと思います。それで通信できたのは、せいぜい10MB程度。ああ、もったいなやもったいなや。
インターネットカフェには、きっと10,000ナイラぐらい支払ったんではないでしょうか。しかも、これらの従量制GPRSとネットカフェから私が利用できた情報は本当にわずかです。
確かにそう考えると、月13,580ナイラでも、定額無制限GPRSは確かに安いといえます。他にいくらでも通信手段のある日本で考えると高すぎますが、こちらでは他の手段は本当に限られているのですから。いや、間違いなく高いのは高いんですが、この世界でもっとも醜悪な国は生活インフラ全てが狂気の高さなのです。
基本料金1,500ナイラと併せて、月々の支払いは15,080ナイラ(≒13,572円)。バイト先の会社がもしこれを経費で払ってくれなくても、結局自腹で支払うしかないという気がしています。しかし、業務で使うのは間違いのないことなんですから、折半ぐらいはしてもらいたいなあ。
まさに泣きっ面に蜂というべきか、午後10時頃から停電。なんにもできることがないので、富士通LIFEBOOK P8210とHP iPAQ hx4700にMTNのGPRS設定を書き込んだりしています。明日、使用可能になったら、すぐに稼働できるように。まさか、定額回線は別のアクセスポイントなんてことはないだろうなあ。
私はGSM/GPRSのCF型モデムカードを持っているので、それ用です。購入してからこれまで、ほとんど使ったことがありませんでしたが、昨日、MTNショップで聞いたところでは、定額GPRS契約には新たにSIMカードが渡されるらしいので、新たな番号はモデムカードに入れてデータ専用にしてもいいかも知れません。