TyTN & Z
これで、台湾版CHT9000、英語版HCT TyTN、日本語版hTc Zと、3バージョンを弄れたことに。英語版TyTNの日本語化は、ホーミンさんの一発日本語化法で、今回はあっという間にできました。台湾版の時に作ったファイルの、ハードキー配列に関するレジストリを一ヶ所変更しただけ。
しかし、私の総合的なHTC Hermesに対する評価は低いです。
1)キーボードは、よくできていることは間違いないが、[es]やJASJARに敵わない。
2)液晶は[es]にもJASJARにも、比べるべくもない。
3)動作スピードは、JASJARやhx4700、hx2750を扱ったあとだと、非常に遅く感じる。
4)TCPMPなどのアプリの動作は少々かなり不安定。
5)なにより、パフォーマンスが低い。そして、タッチパネルの不具合と、完成度が低い。
6)筐体は高級感たっぷり。ただし、個人的には実用性しか重要でないので、高級感は要らん。
7)筐体サイズは、十分小さい。しかし、個人的には小さいことより使えることが重要だ。片手操作ができないというのでは、せっかく小さいことの意味がほぼない。両手親指入力では、小ささがかえって使いにくさの理由になる。
今後のROMのバージョンアップなどで完成度を高めてくれるといいんですけど。ともあれ、Treo750やFujitsu-Siemens LOOX T830に期待しています。
2006年9月15日15時01分追記:
なにやら、某ウェブサイトでこのエントリーが『hTc Zと[es]を比較したリポート』として紹介されていますが、キーボードと液晶以外では比較していませんので、念のため。全体的にはHTC Hermesシリーズは[es]みたいな安かろう悪かろうとは、比べものになりません。