Skype Inの仕様改善

国内でSkype In 050番号を購入できるようになっておよそ半年が経過しましたが、当初、日本のSkype Inには仕様上の問題点がありました。Skype Inを購入すると、Skype Voice mailもついて来るというのはご存じの方も多いかと思います。この動作が実用的でなかったのです。

Skypeにログインしているときに、誰かがSkype Inに電話してくると、しばらく呼び出した後、Skype Inに転送されます。これと、Skypeの着信転送設定を利用して、かかってきた電話を自分の携帯に転送する、ということがこれまでできなかったのです。ログオフ中にSkype Inに電話がかかっても、転送先に転送されず、問答無用でSkype Voice mailに転送されていました。このため、せっかくの050番号を実際には活用できず、私は最初の3ヶ月で使用をやめてしまっていました。

いつの間に、仕様が変更されたのか分かりませんが、これが現在は改善されています。ログオフ中にSkype In番号にかかってきた電話を、着信転送で自分の固定電話や、携帯電話へ転送できるようになったのです。

これは、このところ私がこだわっている「JAJAH + ぐるっぽ」の組み合わせでも活用することができます。JAJAHの発信者番号にSkype Inの050番号を指定して、そこから自分の携帯電話へ転送してやると、転送料のSkype Out料金、17.5円/分だけで通話できます。
あるいはまた、Skype Inの番号を通話相手の番号に指定して、そこから相手の携帯番号に転送する、という使い方もできます。
ただし、JAJAH本体使用の場合やWebCallDirectと違って、発信者番号は相手に通知されません。

また、携帯から携帯へ通話する場合、転送料が2回かかりますので、35円/分程度となり、それほど安い感じはしなくなります。やはり、自分か相手が固定電話の場合に通話料をセーブできる裏ワザといえそうです。