計算計算…Vol.2

Softbank 新デュアルパケット定額プラン・PCサイトダイレクトの実体が解き明かされつつあり、攻略も時間の問題ではないかと思われますが、個人的には利用価値があるかどうか、疑問です。と、いいますのは、自分がビンボだからなんで、皆さまは気になさらないでいいんですが…

PCサイトダイレクトは19万6000パケット使用した時点で、定額上限額の10,605円に達してしまいます。
これは、月の使用量90万パケット程度の私の使い方では、6日目の使用量に当たるわけで、使用量をセーブして料金をセーブしようにも事実上不可能です。名称は「デュアル」パケットで、使用量が少なければ1,050円で済むというプランですが、計算上の単価が高いので、事実上10,605円固定と同じ。現在の支払額の倍に当たる毎月1万4000円以上を毎月払い続けるなんて、無理というより、私は絶対イヤだ!それに相応しいサービス内容とも思えませんしね。

一方、DoCoMoのパケットパック90の方は、9,450円とデュアルパケット定額よりもおよそ1,000円安いですが、60万パケットまでは定額内。70万パケットまではデュアルパケットの定額料金を超えません。また、2ヶ月間繰り越せて、家族割りで分け合うこともできます。使う月、あまり使わない月で、使用量がバラけても大丈夫ということですから、定額内で使えるパケット数が足りなくても、前後の月の繰り越し分で調整できるということになります。その上、何よりいいことは、こちらにはプロクシやモデム化などの制限が一切なく、自由に使えるということです。(ここがもっとも肝心です。SoftBank版では私は自分のノートPCをどこにも持ってゆけなくなる)
もう一つは、用意されている選択肢のバラエティです。DoCoMoでは、余り使わない月はパケットパック60や30に変更できます。このパケットパック60(6,300円)がまた、モバイラーにとって手頃です。30万パケットまで定額内で収まり、50万パケットまではデュアルパケットより安く済みます。これがSoftBankのデュアルパケットだと、7万8000パケットで4000円オーバー。12万パケットで6,300円と、パケットパック60の定額料金に達して、あとはずっと割高になります。そして、デュアルパケット以外の選択肢では、無割引の地獄が待っているだけ…くわばら。くわばら。

そういう自分の今の契約は、SoftBankデュアルパケットの従来の4,095円定額とDoCoMo PHS @FreeDの4,200円定額の、合わせて8,295円です。現状ではこれから乗り換えるメリットのあるプランがない…

端末については、hTc ZX01HTだったら、つまらぬ規制が入っていない、あるいは規制や制限をすべて自力突破可能なhTc Zの方がそりゃもうだんぜんいいです。しかも、このビンボ人の私が見ても激安!将来的にSIM Lockまで攻略の自信のある方だったら、X01HTを選んだ方が価格上有利ですけどね。

え?X01HTが安い?車体価格3000円だが1リットル1万4000円のガソリンしか入れられない車が安いという方にとってはそうでしょう。しかも、27ヶ月乗り続けなければいけない…私は車体価格100万円でリットル130円ガソリンの車の方が安く乗れます。まあ、人の嗜好はそれぞれですが…