軟弱堤防は決壊へ向かう?

SoftBankモバイル最大の応援サイト、「MOBILEDATABANK」が最近のSoftBankのサービスの劣化に警鐘を鳴らしています。
http://mobiledatabank.jp/blog/log/eid434.html
とっても説得力のある分析だと思いましたので、勝手に宣伝。

 以前孫社長が「2台目ユーザーは「と金」だ。」という発言をしているが、むしろその2台目ユーザーに首をじわじわと締められているような気がする。ドコモやauを持っていながら、ソフトバンクは2台目としてトランシーバー代わりに使う「2台目ユーザー」は、必要最低限の金額しか支払わないため、ARPU を下げている。ソフトバンクを使ってみて良さそうであればメインで使ってみようと思っている2台目ユーザーも多いが、設備投資の節約によるエリア拡大の鈍化や相変わらず高い端末の不良率、そして今回の改悪を見ていると、と金になるユーザーがそれほどの存在になるほどいるのかどうかは疑問である。

確かに、せっかく一年半連続純増トップを維持してはいても、エリアはさっぱり充実せず、DoCoMoとの格差どころか、イー・モバイルにまで追い上げられている現状では、本当に二台目は無料通話専用機に徹して終わるというユーザが大半だろうなあ。MOBILEDATABANKさまのおっしゃるとおり、「と金」発言は完全に覆っているという気がします。
まあ、当暗黒革命勢力ウォッチ・ブログとしては、SoftBankを改革者とみなしたことはなく、MOBILEDATABANKさまと違って潰れても自業自得としか思いませんけど。応援してくれる人たちの厳しい忠告は本当に貴重だよなあ。
問題はSoftBankが端末販売業者ではなく、インフラ業者、つまり土管業者に徹する覚悟を固められるかどうかだと思います。ここから先の未来は、品質、コスト感覚のないヲタ以外を除いて、無価値なイメージに金を払うユーザはどんどん減ってくるはずですから。DoCoMoauでさえ、そのための準備を進めているわけですが、孫正義氏に最低限の未来を読む見識があるかどうか?