hx4700WM5改総括

Windows Mobile5.0にUpgradeした上、128MBにRAMを増設し、デカバを装備したhx4700改ですが、時間が経ってくると冷静に評価できるようになってきました。本人(?)は今、青森の寒村でがんばっているところですが、少々総括をしておきます。

動作速度:ハードリセット状態からの動作はWindws Mobile2003SE時代の方が速かった気がします。しかし、フォントキャッシュなどを最適化した結果もあり、通常使用時の動作は決して劣っていません。このところ、[es]やHTC TyTNを触っているのから比べると、激速といえます。

アプリ等動作安定度:WM2003SEのhx4700では、SkypeのTop画面からコンタクトリストにリンクで飛べない、コンタクトリストが正常に表示されないなどの不具合がありました。WM5ではこの不具合が解消されています。
Windows Mobile2003SEでは、Wirelessアイコンをタップすると「My ISP」のダイアルアップ先番号がバルーンで表示されて、そこから接続できました。WM5ではこれができなくなってる?ぼくが使い方分かってないだけかな?
私の環境ではWM2003SE、WM5ともMotorola HT820 Bluetooth Stereo HeadSetとのペアリング使用がうまくゆかなかったのですが、その後のHT820の挙動から考えるとhx4700ではなく、HT820側に問題があったような気がします。

バッテリ:WM2003SEでは、大容量バッテリを装着時にデバイスがバッテリを認識しなくなるバグがあり、ROM UpDate後もこれは完全には解消されませんでした。WM5ではこれは完全に解消されているようです。加えて、WM5ではROMとRAMの使い方が変わって、たとえバッテリを使い果たしてもハードリセットしなくなったので、バッテリ問題では非常に扱いやすくなったといえます。

おまけ:WM5のROMにはクリアビューファイルがなくなった代わりに、Pocket Informantがバンドルされていました。初めてこのアプリを使いましたが、便利!

そういうわけで、総合的にはWM5 Upgradeは大成功だったと思います。